MUSEO ARCHEOLOGICO NAZIONALE
Piazza Santissima Annunziata, 1
フィレンツェ国立考古学博物館は、1870年にエトルリア博物館として開館し、イタリアで最も古い考古学博物館の一つです。最初の所在地はチェナコロ・ディ・フリーニョで、かつてウフィツィ美術館に所蔵されていたメディチ家およびロレーナ家のコレクション解体によって集められたエトルリア、ギリシア、ローマ時代の遺物を収蔵していました。同じ建物内には、1855年にエジプト博物館も設立されていました。しかし、コレクションの増加により展示空間が不足したため、1880年に現在のパラッツォ・デッラ・クロチェッタへ移転しました。
現在のフィレンツェ国立考古学博物館は、エトルリア部門、ローマ部門、ギリシア部門、エジプト部門(「エジプト博物館」とも呼ばれ、イタリアではトリノに次ぐ規模を誇ります)、貨幣部門などで構成されています。
特に重要なエトルリア遺物としては、1533年にアレッツォで発見された奉納用青銅像のキメラが挙げられます。これは、ライオン、山羊、蛇の要素をあわせ持つ神話上の生物を表現しています。その他の主要作品としては、弁論家像(アリンガトーレ)およびミネルヴァ像、ヴォルテッラ産のテラコッタおよびトラバーチン製骨壺、ならびに黒像式装飾が施されたギリシア陶器などがあります。